訪問看護 開業の重要なポイント

開業にあたり、許可さえ出てしまえば開業できるため、その時点で目的は達成されることになります。しかし、開業したとしても赤字であったり、利用者が少ない状態であれば何の意味もありません。人材を確保するだけでなく、利用者をどのように集めるのかというのも、訪問看護事業をしていくにあたっては大事なポイントとなります。そして、人材だけでなく、場所の問題も重要です。訪問看護を要するような環境であれば多くの利用者が見込めますが、介護ビジネスのライバルが多い場合には工夫を重ねていくことが求められ、ライバルを避けるためにも場所の選定は必須です。事業所を構えるにしても、それに適した場所であるかどうか、そのあたりも含めて訪問看護事業を開業するにあたっては考えなければならないことがたくさんあります。

人材をいかに確保し、育てていくか

訪問看護事業においては、常勤で数名の看護師などを配置しておくことが義務付けられています。そのため、看護師を確保することは必ずしなければならず、その人材をどのようにして集めていくかは大事です。自らが看護師であれば、看護師の知り合いにお願いするというのも方法として十分に考えられます。給与面でも友人であることを利用して、なんとか安い値段、もしくは1軒訪問するあたりの給料でお願いするということもできます。気をつけたいのは名義貸しに関する問題です。働いてもいないのに働いているように見せかけるのは最悪の場合は詐欺として告訴される恐れもあります。人材を育てるにしても、自らがその理想像を働きながら見せていくことで部下が育ち、その部下が企業風土を作り上げるというのも必要になります。

理想的な場所をどのようにして見つけるか

歯科医院などを開業する場合、自宅をクリニックにする人がいますが、同じことを訪問看護事業ですることはできません。事務所としての条件が厳しいため、例えば、1階と2階を分けるというのも現実としては難しく、新しい場所を探す必要が出てきます。まずは事業所として空家になっている一軒家などを一定の期間だけ借りて、敷金礼金、家賃の部分でコストを極力抑えていくことが求められます。成功しそうになった場合にはちゃんとしたテナントに入居して環境を整えていくようにすればいいだけのことです。無理に見栄を張って、コスト面で首が回らなくなることだけは避けなければなりません。こうしたことに注意すれば100万円ほどの初期投資で開業をすることができます。最初のうちは間借りするという程度に事業所にすべき場所を探すことが重要です。